解説は買いと同じなんだけど、念のためチャートを見ながらイメージを高めてください。
グランビルの法則とは?勝てない人はダウ理論とのセットがオススメ!
【買い4つのポイント】
買いポイント①の条件
移動平均線が下降した後、上昇または横ばいとなったときに、終値で移動平均線を大きく上抜けするとき 。
気をつけたいのは、移動平均線の傾き。
上昇あるいは横ばいになっているときだけ、エントリーするように しましょう。
傾きが下向きであれば、ローソク足の終値で抜けたとしても、戻り売りが入る可能性も高いです。
買いポイント②の条件
移動平均線が上昇を続けているときに、終値で一時的に移動平均線を下回るとき 。
移動平均線が上昇中に、ローソク足が移動平均線を下抜けしたところがポイントになります。
ただし 買うタイミングは、ローソク足が移動平均線を再度上抜けしたところがベター 。
(あえてリスクをとらなくても、伸びやすいポイントだしね)
買いポイント③の条件
終値が移動平均線を上回って推移しており、価格が移動平均線に近づくも、下抜かず上昇したとき 。
移動平均線が上昇中に、ローソク足が移動平均線に近づくタイミングに注目します。
移動平均線でローソク足が反発したら、エントリー を仕掛けます。
買いポイント④の条件
移動平均線が下降しており、価格も大きく離れていること 。
移動平均線への回帰を狙った、 移動平均線を抜けられない相場 典型的な逆張りポイント です。
価格が移動平均線から大きく離れたポイントに注目します。
大きな下ヒゲや陽線などを確認してエントリー を仕掛けていきます。
ワンポイントアドバイス
ポイント④はリスクが高く、見送ったほうが賢明。
というのも、まだ下降トレンド中だからです。
いつ戻り売りがはいってきてもおかしくありません。
上位足などをみて、自信があるときだけにしましょう。
解説は買いと同じなんだけど、念のためチャートを見ながらイメージを高めてください。
売りポイント①の条件
移動平均線が上昇した後、下降または横ばいとなったときに、終値で移動平均線を大きく下抜けするとき 。
移動平均線が下降、あるいは横ばいになっているときだけ、エントリーするように しましょう。 移動平均線を抜けられない相場
傾きが上向きであれば、ローソク足の終値で抜けたとしても、押し目買いが入る可能性アリ。
売りポイント②の条件
移動平均線が下降を続けているときに、終値で一時的に移動平均線を上回るとき 。
移動平均線が下降中に、ローソク足が移動平均線を上抜けしたところがポイントになります。
ただし 売るタイミングは、ローソク足が移動平均線を再度下抜けしたところがおススメ 。
(損切りポイントも近くに設定できるしね)
売りポイント③の条件
終値が移動平均線を下回って推移しており、価格が移動平均線に近づくも、上抜かず下降したとき 。
移動平均線が下降中に、ローソク足が移動平均線に近づくタイミングに注目します。
移動平均線でローソク足が反発したら、エントリー を仕掛けます。
売りポイント④の条件
移動平均線が上昇しており、価格も大きく離れていること 。
価格が移動平均線から大きく離れたポイントに注目します。
大きな上ヒゲや陰線などを確認してエントリー を仕掛けていきます。
移動平均線の期間にオススメってある?
ただしボク個人の意見としては、 グランビルの法則はどんな期間でもある程度機能する と思っています。
なぜなら、値動きの性質を表しているものだから。
ですから、ご自身が使っている移動平均線の数値で問題ありません。
「どの数値がよく反応するだろう」とかいいだしたら、キリがないですよ。
ダウ理論と一緒に活用しよう
ここまで解説してきたとおり、グランビルの法則ではレートと移動平均線の位置関係から、エントリーするポイントを示しています。
しかしながら、 グランビルの法則だけでは勝てない のも事実。
そこで 移動平均線を抜けられない相場 オススメしたいのが、ダウ理論と一緒に活用する方法 。
グランビルの法則とダウ理論を併用することで、より根拠あるトレードが可能です。
詳しく解説していきますね。
そもそもダウ理論とは?
グランビルの法則とダウ理論を組み合わせよう
移動平均線を上抜けしても、最終的には売り勢力に負けていますね。
まだ下降トレンドが続いている、と判断しているトレーダーが多いからです。
続いて、次のチャートをご覧ください。
青マルのポイントで、戻り高値を上に抜けました。
ダウ理論では、下降トレンド終了です。
そのあとは、グランビルの法則の買いポイントで伸びやすくなっています。
グランビルの法則‐応用編
青マルのポイントは、グランビルの法則でいうところの売りポイント③
移動平均線の角度もあり、戻り売りを狙っていきたいところです。
ですが実際のチャートでは、本当に信頼性のあるポイントかはまだわかりません。
そこで短期足に落とし込んで、反発の信頼性を確認します。
短期足(30分足)です。 移動平均線を抜けられない相場
長期足の移動平均線に押し負けて、短期足も押し安値(赤線)を下に抜け、売り目線と変わりました。
とくに矢印の部分は、かなり信頼性のあるサインといえます。
というのも、【 長期足売りサイン③+短期足売りサイン③+ダウ理論売り目線 】だから。
グランビルの法則で勝率を上げる3つのポイント
- 他のテクニカル分析と併用する
- 移動平均線の角度が命
- ポイント②、③がオススメ
他のテクニカル分析と併用する
何度も説明してきたように、 グランビルの法則だけではトレードの根拠に乏しい です。
どんな手法にもいえることですが、エントリーは根拠が多いほど有利。
ですから 他のテクニカル分析と併用するように しましょう。
移動平均線の角度が命
ポイント②、③がオススメ
グランビルの法則を使ったエントリーポイントは、②と③がオススメ です。
なぜなら、トレンドが発生・継続するポイントだから。
つまり勝ちやすいということですね。
問題は①、ここはトレンドが転換するかどうかのポイントです。
「トレンドが転換するかもしれないし、継続するかもしれない」そんなハッキリしない場所なんです。
わざわざ難しいところで勝負する必要はありません 。 移動平均線を抜けられない相場
「わかりやすいところだけトレードをする」そんな意識が大切です。
•グランビルの法則とは
レートと移動平均線の位置関係からエントリーポイントを導き出した法則。
8つの売買ポイント(買いパターン4つ・売りパターン4つ)があり、売買のタイミングをつかみやすい
•移動平均線のオススメ期間
グランビルの法則はどんな期間でもある程度機能する
【10・20・40・80・100・200】あたりは、反応しやすい。
•ダウ理論と一緒に活用しよう
グランビルの法則だけでは根拠に乏しい。
ダウ理論と一緒に活用することで、優位性を高められる。
移動平均線の勝ち方と使い方、売買ルールはシンプルでいい
ドル円 1時間足 ※画像クリックでアップになります。
ローソク足がSMAより 上にある場合は 移動平均線を抜けられない相場 陽線 が多く
ローソク足がSMAより 下にある場合は 陰線 が多い ことが分かると思います。
これが何を意味するのかというと
特に何も考えずにSMAより上では買い、下では売りをしていれば勝てる可能性が高い ことを意味しています。
移動平均線のシンプルなルール
SMA(単純移動平均線)を表示
SMAより上にローソク足がある場合、 買いエントリーしかしない
SMAより下にローソク足がある場合、 売りエントリーしかしない
SMAの上にローソク足があり、 直近の目立つ高値 を抜けたら買い
売り玉を持っている場合は利食い買い
損切は直近安値。
SMAの下にローソク足があり、 直近の目立つ安値 を割り込んだら売り
買い玉を持っている場合は利食い売り
損切は直近高値。
SMAより上にローソク足があり、直近の目立つ高値を抜けたら買い
SMAより下にローソク足があり、直近の目立つ安値を抜けたら売り
100SMAの下でグレーのライン付近に目立つ安値が形成されて
そこを割り込んだ 青● で売りエントリー
損切ポイントは
枚数少なめでリスクを抑えたい方は遠くの黒〇上にセット
枚数多めでリスクをとっていきたい方は 青〇 上にセット 移動平均線を抜けられない相場
でいいと思います。
※この辺は個人の価値観の違いなので、バックテストの結果も当然個人で多少違いがでてきます。
赤〇 で新たな目立つ高値が形成されたので、その上に損切ポイントをずらし、急なトレンド転換の動きがでたときにも対応できるようにしておいたほうがいいと思います。
また、 移動平均線を抜けられない相場 直近の目立つ高値、安値 と表記していますが、「ローソク足30本以内の高値」とか定義すれば、自分のルールを数値化できるのでEAに落とし込むことも可能です。
しかし、ローソク足 35本目 に超重要な節目の価格があった場合。
EAだとそれを無視してエントリーすることになるため、敢えて数値化せず多少裁量の部分も残しています。
移動平均線ルールのバックテストの結果
2017年 ポンド円1時間足 100SMA
※画像クリックでアップになります。
※バックテスト用ツール、Forex Tester使用
気になる方は公式サイトをどうぞ
ForexTester 公式サイト
損切ルールは資金の1%
重要な数値だけ 赤枠 で囲ってます。
- 経過日数:362日
- 合計トレード数:34
- 平均利益:$270.84 平均損益:$76.84 ペイオフレシオ:3.52
ペイオフレシオは数値表記がありません。
平均利益 ÷ 平均損益で値を求めます。 - 最大ドローダウン:$1003.42(資金に対して約10%)
- リターン:15.60%
- 勝率:35%
- 口座残高:$10000 → $11559 利益$1559
※通貨はドルベースの計算になります。
リターン15%という数字を見て、少ないと思われる方もいるとは思いますが、年間トレード回数がたった34回で15%のリターンなので、個人的には納得できるパフォーマンスだと思います。
※売買回数を増やしたからと言ってパフォーマンスがあがるわけではありません。
むしろ悪化することも多々ありますのでご注意を。
今回、私がお伝えしたかったことは
こんな簡単なルールでも勝てる年がある 、ということです。
有名なトレーダー本
マーケットの魔術師やタートル流投資の魔術など
トップトレーダー達が口をそろえて言う。
5日移動平均線を利用した手法
テクニカル分析
5日移動平均線とは?
5日移動平均線を利用した手法
5日移動平均線では勝てない?
長期足の流れを見ていない
エントリー回数が多すぎる
ドテンを利用した戦略を考える・・・
FXで「ドテン」とは例えば買いポジションを持っていた場合に決済をし、すぐに売りポジションを持つことです。 その逆で売りポジションを持っている時に、それを決済し、すぐに買いポジションを持つこと。 つまり現在のポジションを.
FXでドル円の月足を利用した手法
FXの初心者が通貨ペアを選ぶ際に、まず選びたい通貨ペアがドル円となります。 理由としてはスプレッドが狭い、価格の乱高下が少ないことから損失がでることが少ないということがあげられます。 トレンドがあまり出ない通貨ペアでは.
フラクタル構造をFXで活かすには・・・
FXで相場の流れに乗るにはどうするか?
RSIにボリンジャーバンドを表示させた手法!
月足と週足で相場のサイクルの節目をねらう手法
月足や週足などのかなり長い時間足は、短い時間足より相場予測の際の信頼性が高まると言われています。 移動平均線を抜けられない相場 今回は月足と週足の2つの長期足から、あるポイントを探し出しトレードに活かす方法を紹介します。 同じサイクルを見つけ出せ!.
Profile
FX歴、約10年。
本、動画サイト、情報商材などでかなりの勉強をしました。
基礎知識持っています!
過去には某サイトのFXトレードキャンペーンにて約30,000人中59位を獲得しました。
FX初心者向けに役立つ記事を書いていきたいと思っています。
ゴールデンクロスは勝率が悪い?ダマシは○○を変えて解決しよう!
★移動平均線の向きに注意
移動平均線の期間設定
ですが、ある程度の目安として 20日移動平均線と50日移動平均線あたりから検証してみても良いでしょう。 また、各ブログの数値を参考に始めてもいいと思います。
ゴールデンクロスの勝率が悪くなる原因は2つ
ゴールデンクロスの勝率を劇的に上げる考え方と使い方!
ゴールデンクロスの勝率が悪い大きな原因は 「根拠がゴールデンクロスしか無い」 という点です。
オシレーターで判断する
マルチタイムフレーム分析(MTF)を取り入れる
ローソク足も移動平均線と考える
・雲の上→上昇が強い
・短期・長期の移動平均線がゴールデンクロスしている
・移動平均線が上向き
・短期の移動平均線をローソク足が上抜け→グランビルの法則
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【米ドル堅調、「1ユーロ=1ドル」のパリティー割れに警戒】FXドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円週間相場見通し【2022/7/9】
【振り返り】
・7月4日週のユーロ円の値幅は最大で「約5.502円」となりました。
・先週比では高値安値終値の全てを下回る結果となっていますね。
・エネルギー価格高騰における欧州の経済へのダメージ、ウクライナ情勢の長期化、欧州債利回り低下など複数の要因がユーロ売りを後押しする形です。
・ユーロドルにおいては、一時1.00台後半まで下落。 マーケットではパリティー(1ユーロ=1ドル)割れに向けた意識が強まっている点を認識 をしておきましょう。
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・三角保ち合いを下方ブレイク、約1か月半ぶりに50日MAを下抜ける
・RCIは短期線が水平、中長期線が下向いており下落を示唆
【移動平均線】
現在レート:138.569円
5日移動平均線:139.167円
20日移動平均線:141.210円
50日移動平均線:138.992円
100日移動平均線:135.999円
200日移動平均線:133.092円
上記の環境認識を踏まえると、 来週のユーロ円は売り優勢 であると考えています。
【買いエントリーポイント】
1.136.00-136.90円:100日MAを下値として、136円台での買いエントリーを狙う。 移動平均線を抜けられない相場
└利益確定のターゲットは「138.90-139.10円」
【売りエントリーポイント】
1.138.90-139.10円;5日+50日MAを目安に売りエントリーを狙う。
2.139.60-140.00円:節目の140円+6月28日を起点とした下落TLを目安に139円台後半での売りエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「136.80-137.20円」
ポンド円 来週の相場見通し(期間:2022年7月11日~2022年7月15日)
1週間の値動き振り返り&来週注目の経済指標一覧
【振り返り】
・7月4日週のポンド円の値幅は最大で「約4.878円」となりました。
・先週比では高値安値を下回ったものの、終値は上回る結果となっていますね。
・ ジョンソン英首相が辞任を表明、今のところ相場への影響は限定的 。政治混乱が幾分落ち着くのではないかという見方もある模様です。ポンド買いに繋がるかは現時点では不明です。
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・一時100日MAを下抜けるも、反発
・新しい三角保ち合いを形成
・RCIは短期線が上向き、中期線が下向き、長期線が水平でレンジ相場を示唆
【移動平均線】
現在レート:163.689円
5日移動平均線:163.125円
20日移動平均線:164.474円
50日移動平均線:162.775円
100日移動平均線:160.922円
200日移動平均線:157.628円
上記の環境認識を踏まえると、 来週のポンド円は売り買いどちらも狙える相場 であると考えています。
【買いエントリーポイント】
1.160.50-160.90円:100日MAを目安に160円台後半での買いエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「164.00-164.40円」
2.20日MA+6月22日を起点とした下落TLを明確に上抜けたタイミングで買いエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「166.00-166.50円」
【売りエントリーポイント】
1.164.040-164.50円:20日MA+6月22日を起点とした下落TLを目安にした売りエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「160.60-161.00円」
今週のポンド円の想定レート
・「160.60円~166.50円」:売り買いどちらも狙える相場、三角保ち合いを形成。週明けは20日MA付近での値動きを注視。ブレイクすれば買い、上げ渋れば売りエントリーを狙う。 移動平均線を抜けられない相場
また、直近の値動きから、5日MAと50日MAはレジサポラインとして機能していない点は認識しておきたい。
豪ドル円 来週の相場見通し(期間:2022年7月11日~2022年7月15日)
1週間の値動き振り返り&来週注目の経済指標一覧
【振り返り】
・7月4日週の豪ドル円の値幅は最大で「約2.459円」となりました。 移動平均線を抜けられない相場
・先週比では高値を下回ったものの、安値終値は上回る結果となっています。
・注目の 豪中銀政策金利ですが、サプライズはなく事前の予想通り「0.5%」の利上げを実行し、「1.35%」 となっています。
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・91円台ミドルが支持線となり、週後半は反発
・20日MA+下落TL付近での越週
・RCIは短期線が上向き、中長期線が水平で上昇を示唆
【移動平均線】
現在レート:93.210円
5日移動平均線:92.754円
20日移動平均線:93.379円
50日移動平均線:92.475円
100日移動平均線:90.954円
200日移動平均線:86.853円
上記の環境認識を踏まえると、 来週の豪ドル円は買い優勢 であると考えています。
【買いエントリーポイント】
1.91.50-92.00円:91円台ミドルを下値として、91円台での買いエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「93.00-93.40円」
2.20日MA+6月8日を起点とした下落TLを明確に上抜けたタイミングで買いエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「95.00-95.30円」
今週の豪ドル円の想定レート
・「91.50円~95.30円」:買い優勢、週明け20日MA+下落TLの重なりをブレイクできるかに注視。ブレイクで買い、上げ渋るようなら売りエントリーを狙う。
NZ中銀政策金利の結果にも注目、同じオセアニア通貨のため、サプライズがあれば連れ安or連れ高の可能性あり。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・ドル円:買い優勢
・想定レートは「135.00円~137.50円」:20日MAが支持線として機能しており、135円台前半での買いエントリーを狙う。
また、経済指標では米消費者物価指数や米小売売上高などの結果に注目したい。
・ユーロ円:売り優勢
・想定レートは「135.90円~140.00円」:ファンダメンタル的に厳しい状況が続く、節目の140円を目安に各レジスタンスラインでの戻り売り狙いが有力。
また、ユーロドルのパリティー割れにも警戒したい。
・ポンド円:売り買いどちらも狙える相場
・想定レートは「160.60円~166.50円」:1日のボラティリティ拡大中、三角保ち合いを形成しておりブレイク狙いのトレードが有力。
また、直近の値動きでは、5日MAや50日MAはレジサポラインとしては機能していないため、この2つのラインはエントリー根拠としては使用しない方が賢明。
・豪ドル円:買い優勢
・想定レートは「91.50円~95.30円」:週明け早々にトレード機会あり、20日MA+下落TLをブレイクすればアップサイドリスクが高まることが期待できる。
逆にこのラインで上げ渋るようなら、買い目線から売り目線への切り替えを検討したい。
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