FX戦略編

テクニカル分析におけるダブルトップ

テクニカル分析におけるダブルトップ

(画像はinvensting.comのチャート)

料理を勉強します。

一目均衡表
一目均衡表の推理・理論
テクニカル手法
転換線/基準線/先行線/遅行線
一目均衡表の極意「山高し谷深し」
時間と値幅とどちらが優先されているのか
一目均衡表の投資判断法
波動論
N波動/逆N波動/P波動/逆P波動/酒田五法の秘法
はらみ(孕み)線と同じ/Y波動/酒田五法の秘法
つつみ(抱き)線と同じ
一目均衡表
値幅の研究 テクニカル分析におけるダブルトップ S波動/N字型計算法/V字型計算法/E字型計算法/AC計算法/二番底
二番天井の三倍幅=V3字型計算法
一目均衡表の値幅計算法の組み合わせ

三段高下の理論 三段上げの三段下げ
三段高下の基本的な考え方
「株価は里帰りする」 テクニカル分析におけるダブルトップ
三段高下の上昇過程
第一段
打診買い局面第一段上げの日数(日柄)は8~10日間程度
第一段上げの下げ
押し目買い勢力が弱く下げ幅は大きい
第二段上げ テクニカル分析におけるダブルトップ
1回目の買い信号から買い勢力が強まり、上げのスピードが速まる
第二段上げの下げ
押し目買い勢力が強く、下げ幅小さい テクニカル分析におけるダブルトップ
第三段上げ
2回目の買い信号から買い勢力が強まり、短期間で急伸する第一段下げ
下げスピードが速まる
第二段下げ
弱気相場確認から急ぎ売り局面
第三段下げ
2回目の売り信号から短期間で急落する

投資
上昇トレンドの株価に投資することが重要
トレンドの転換 テクニカル分析におけるダブルトップ
上昇トレンドの引き方の基本/下降トレンドの引き方の基本/メインの上値抵抗線の引き方・・・最高値から放射線状に引かれる線/サブの上値抵抗線の引き方/メインの下値支持線の引き方・・・最安値から放射線状に引かれる線/下降トレンド(チャネル)の引き方/上昇トレンド(チャネル)の引き方
トレンド・ラインのパターン
トレンド曲線/目先の方向性や動きを重視したトレンド/トレンド・ラインで日柄分析が可能である/トレンド・ラインの上昇パターンは、対称三角形型と上昇三角形型の組み合わせ/下降トレンドに終わりを告げて、上昇トレンドへ移行する重要な局面である/トレンド・ラインの下降パターンは、対称三角形型と下降三角形型の組み合わせ
パターン分析による目標値の計算法
①三尊天井(下降型)計算法/②三尊天井(上昇型)計算法/③逆三尊(上昇型)計算法/④逆三尊(下降型)計算法/⑤ボックス相場の上放れ計算法/⑥ボックス相場の下放れ計算法/⑦ダブル・トップ(下降型)計算法/⑧ダブル・トップ(上昇型)計算法/⑨下降三角形(下降型)計算法/⑩下降三角形(上昇型)計算法/⑪上昇三角形(上昇型)計算法/⑫上昇三角形(下降型)計算法
円周率計算法
円周率 上昇型/下降型

移動平均線の研究
移動平均線の作り方
短・中・長期線の組み合わせによる投資判断
移動平均線の順列 テクニカル分析におけるダブルトップ
騙される!ゴールデン・クロス(大勢上昇相場の確認)の買い
グランビルの法則
株価と株価移動平均カイ離率

エリオットの波動の特色
三段上げの二段下げの投資理論
方向波における特殊な波動
世界で美しい比率は黄金分割
エリオットはフィボナッチ数列に着目し、波動論を展開
YOMOエリオット波動の黄金分割を使った値幅計算法

ポイント・アンド・フィギュアの研究
ポイント・アンド・フィギュア作成の仕方
ポイント・アンド・フィギュアのパターン分析 ①ダブル・トップ型/②ダブル・ボトム型/③強気信号/④弱気信号/⑤トリプル・トップ型/⑥トリプル・ボトム型/⑦強気の三角形型/⑧弱気の三角形型/⑨買い信号の混合型/⑩売り信号の混合型/⑪変形トリプル・トップ型/⑫変形トリプル・ボトム型/⑬買い信号末広がり型/⑭売り信号末広がり型/⑮買い信号末広がり型/⑯売り信号末広がり型/⑰強気カタパルト型/⑱弱気カタパルト型/⑲買い信号逆転上昇型/⑳売り信号逆転下降型
ポイント・アンド・フィギュアのトレンド・ライン分析
①コーエン方式/②強気支持線/③弱気抵抗線/④強気抵抗線/⑤弱気支持線/⑥シュリッカー方式/⑦メイン・トレンド・ライン/⑧サブ・トレンド・ライン/⑨インターナル・トレンド・ライン/⑩インターミディエイト・トレンド・ライン/⑪アクセラレイテッド・トレンド・ライン
ポイント・アンド・フィギュアのカウンティング(目標値の算定法)
①トレンド・ライン/②水平計算方式/③垂直計算方式

値幅計算を導き出すテクニカル
分析手法を複合した計算法
テクニカル分析指標を複合した値幅計算
一目均衡表とエリオット波動(黄金分割)の組み合わせ(上昇幅の計算)/三段高下、エリオット波動論の黄金分割(黄金比)計算法の組み合わせ(反落幅の計算)
高値圏・安値圏を示唆するテクニカル分析 サイコロジカル・ライン/RSI/ストキャスティクス/ボリンジャーバンド
値幅の計算と高値圏を示唆するテクニカル分析との組み合わせ

日柄分析
時間と値幅とどちらが優先されているのか?
株価が変化する日(日柄)を探し出すための問題点は?
株価が変化する局面とは?
株価の変化は安値から高値、高値から安値だけではない
株価が変化する日(日柄)の基点となる局面は
株価が変化する日(日柄)分析 日数の問題
日経平均の月柄の変化を調べてみたら
株価が変化する日(日柄)の数え方

日柄研究における「一目均衡表」
一目均衡表の謎を推論する
一目均衡表の基本数値に「謎・極意」がかくされているのでは?/一目均衡表の数値/一目均衡表の基本数値の最初はなぜ「9」なのか/一目山人氏は、何の「根拠」で「9」を基本数値の最初の数値にしたのだろうか/一目均衡表の基本数値は テクニカル分析におけるダブルトップ
一目均衡表 基本数値の日柄
対等数値の数え方・・・株価が変化する日(日柄)の数え方/株価が変化する日(日柄)の数え方・・・複合数値の数え方/対等数値と複合数値の組み合わせの答えに26の数値がない/一目均衡表の作成の仕方でも重要な数値「26」がないのか、不思議である/一目均衡表で「謎の数値26」が何に使われているのか?/「謎の数値26」について/「数値の26」をなぜ基本数値と4つの線に使ったのか謎?/一目均衡表の基本数値の「謎」を解明する手がかりがあるのか/26の数値を組み合わせることによって作られた数値/「謎の数値26」の組み合わせによってできた答え26、42,76,83、106、226の数値/一目均衡表の106の数値がわからなかった/「除夜の鐘」の叩き方は?/一目均衡表の基本数値に株式保有期間を暗に組み込んだのか/一目均衡表の「極意が極意でなくなる」?/一目均衡表の極意「山高し、谷深し」/一目均衡表の極意「山高し、谷深し」について/一目均衡表の「山高し、谷深し」?/「山高し、谷深し」は株価の高値、安値を予想する線?/過去26日前の高値、安値を・・・株式投資に役に立たない/遅行線を26日先行させる・・・株式投資で役に立つ/26日先行した遅行線と25日株価移動平均線の方向性/26日先行した遅行線と株価/谷川治弘氏は一目山人氏の遺言は、「遅行線だけは日々怠り無く描け」と
一目均衡表の「山高し、谷深し」の極意
変化日を予想する「山高し、谷深し」/一目均衡表の極意「山高し、谷深し」は株価が変化する日を探し出すこと/なぜ「山高し、谷深し」にならないのか/日経平均とTOPIXの変化する日(日柄)を探し出す/一目均衡表のチャートを作り変えろ

日柄の数値
株価の変化する日(日柄)の数値を探し出すには
世界共通語の九九/九九の掛け算で導かれた「答えの謎」とは/九九の数値9、18,27,36,45,54,63,72,81
エリオット波動論 フィボナッチ数列と黄金分割
エリオット波動の黄金比(黄金分割)
フィボナッチ数列の「5」の数値を基点に作られた数列
7の係数とは
7の係数も謎の多い数値/各数値を使って日経平均が変化する強い数値は?/対等数値を探し出した後の問題点/株式投資で儲けるためには「めんどうくさい」ことが多い/投資家は保有株のチャート(ローソク足)を書いているのか?/日柄分析で「一番めんどうくさい」・・・克服できるか?

トレンド・ラインによる日柄分析
トレンド・ラインのパターンの種類/トレンド・ラインで日柄分析が可能/三角持ち合いのパターンを軽視するな
YOMO日柄分析は、65~70%の確率で株価が変化する日(日柄)を的中している株価が変化する日(日柄)を探し出す、ある一定期間/中・長期の日柄分析は日経平均、TOPIX指数を分析する/個別銘柄の株価が変化する日(日柄)の分析は、おおよそ6カ月以内 -->

ダウ理論の分かりやすい解説~全テクニカル分析の基本

ダウ理論

ダウ工業平均株価


(画像はinvensting.comのチャート)

ダウ理論の利点

ダウ理論の概要

平均は全ての事象を織り込む

ダウ理論のトレンド

  • プライマリートレンド(大きなトレンド)
  • セカンダリートレンド(中ぐらいのトレンド)
  • マイナートレンド(小規模なトレンド)

ダウ理論のトレンド(3つの規模)

プライマリートレンド

セカンダリートレンド(中ぐらいのトレンド)

マイナートレンド

ダウ理論でトレンドの規模を分ける理由

プライマリートレンド(大トレンド)の見分け方

上昇トレンド

ダウントレンド

ダウ理論200日移動平均線

トレンドには3つの段階がある

  1. 先行期(アキュムレーション)
  2. 追随期(マークアップ)
  3. 利食い期(ディストリビューション)

トレンドは明確なトレンド転換シグナルがでるまで継続する

もっとも基本的なダウ理論におけるトレンド転換の考え方

上昇トレンド

ダウントレンド

ダウントレンドの終了 → 上昇トレンドの開始 という流れになります。

ダウントレンドの終了

上昇トレンドの開始

マイナートレンドでエントリー

平均は相互に確認されなければならない

米ドルインデックスチャート

GBPインデックス

主要通貨インデックスのRSI

トレンドは出来高でも確認されないといけない

ダウ理論に使えるインジケーター

zigzag_dow

ダウ理論の次に学びたいこと

  • プライマリトレンド方向の波はいくつの波で構成されるのか?
  • プライマリトレンドに逆行するセカンダリトレンドの波はいくつの波で構成されるのか?
  • これは押し目なのか?それともトレンド転換なのか?
  • このトレンドはまだまだ続くのか?それともそろそろ終盤なのか?
  • 今自分の立ち位置はどこなのか?

ダウ理論 まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

このブログはFXのかなり深い内容をお伝えしていますので、一通り読んでいただければ、相当な力がつきます。

FX完全マップ【基礎から実践的ノウハウまで】

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About サンチャゴ

専業投資家。
FXの短期トレードでコツコツ稼ぎながら、そこで稼いだ資金を米国株の長期投資に突っ込むのが生きがいのおじさん。
最近は一日中全通貨ペアのエリオット波動分析をしてます。良い感じのエントリーポイントが見つかったらMT4で下位足を開いてEAを仕掛ける、みたいな毎日を面白おかしく生きています。
AmazonKindleで2冊のベストセラー電子書籍を持つ「プロになるためのデイトレード入門」「日本一即戦力なFX講座」

FXのテクニカル分析とは?意味ない?初心者におすすめの指標の種類と分析方法

FXのテクニカル分析のメリットとは?トレンド傾向や売買タイミングがわかる

ローソク足の役割

出典:FXブロードネット「ローソク足」

【陽線】

【陰線】

【ヒゲ】

  • 上昇トレンド後に上ヒゲが伸びた場合
    →反落する可能性がある
  • 下降トレンド後に下ヒゲが伸びた場合
    →反騰する可能性がある

移動平均線

移動平均線とは、一定期間の平均価格を算出して平均値を折れ線グラフのように表したものです。
グラフで平均価格の流れを見ることができ、相場が過去よりも高いのか安いのかを判断できます。

  • 短期の平均線が中期の平均線を下から上へ超えた
    買いのサイン
  • 短期の平均線が中期の平均線を上から下へ割り込んだ
    売りのサイン

また、平均線が上に伸びている状態を「上昇トレンド」平均線が下に伸びている状態を「下降トレンド」といわれています。
移動平均線をチェックすることで、現在のトレンドを把握することができるというわけです。

一目均衡表

一目均衡表(いちもくきんこうひょう)は、ローソク足と以下の5本の補助線を組み合わせてつかうテクニカル指標です。

先行スパン1と先行スパン2の間の空間は「雲」と呼ばれ、雲が厚ければ抜けにくく、雲が薄ければ変動が起こる可能性があると考えられるといわれています。

【好転(買い)】

  • 転換線が基準線を上回る
  • 遅行線がローソク足を上回る
  • ローソク足が雲を上回る

【逆転(売り)】

  • 転換線が基準線を下回る
  • 遅行線がローソク足を下回る
  • ローソク足が雲を下回る

ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドは移動平均線の上下にある線で、過去の値動きから計算される値動きの幅を表すものです。

  • 買いのサイン
    →ボリンジャーバンドが-2σ〜-3σのラインに達した場合
  • 売りのサイン
    →ボリンジャーバンドが+2σ〜+3σのラインに達した場合

ただし、相場がボリンジャーバンドを抜ける場合もあり、相場が抜けた時は抜けた方向に強く伸びると考えられています。

ボリンジャーバンドは、バンドの幅が縮小している時は上下のラインを超える傾向があるといわれています。

逆にバンドの幅が拡大している時は、上下のラインに達すると値段が戻る傾向があるそうです。

パラボリック

パラボリックは、SARというラインを使って売買シグナルを示す指標です。
SARは、上昇トレンド時はチャートの下に表示され、下降トレンド時にはチャートの上に表示されます。

  • 下降するSARと上昇レートが交差するタイミング
    →買いのサイン
  • 上昇するSARと下降レートが交差するタイミング
    →売りのサイン

パラボリックは値動きが穏やかで横ばい傾向の時よりも、大きなトレンドを形成する際に有効といわれています。

【オシレーター系】テクニカル分析のチャートの見方・やり方

RSI(アールエスアイ)とは、買われすぎか売られすぎかを指数化したもので、売買のタイミングを分析するための指標です。

また、RSIは一定の幅で動く相場の際に有効と考えられています。
相場が大きく動くタイミングでは、値の動きも高頻度になり判断を誤る可能性が高くなるため注意が必要です。

RCIは「順位相関指数」という意味で、一定期間の日付とレートのそれぞれに順位をつけて、お互いの相関関係を求めて相場を分析する方法です。

  • +100%付近までレートが達する
    →反転して下落する可能性がある
  • -100%付近までレートが達する
    →反転して上昇する可能性がある

完全に±100%に達していなくても、±80%を売買サインの目安にする見方もあるそうです。

MACD(マックディー)とは、移動平均線の精度を高めるための指標です。
MACDの値は、短期の移動平均線と中期の移動平均線の差によって算出されます。

【売買のタイミング】

    テクニカル分析におけるダブルトップ
  • MACDラインがシングルラインを“下から上”に抜けた
    買いのサイン
  • MACDラインがシングルラインを“上から下”に抜けた
    売りのサイン

【トレンドの予測】

ストキャスティクス

一定期間の高値と安値から、現在の価格が買われすぎなのか売られすぎなのかを判断するための指標がストキャスティクスです。

【判断基準】

【売買のタイミングの目安】

ストキャスティクスも一定の値幅の動きの際に有効とされており、相場が大きく動くタイミングでは“ダマシ ※ ”が発生しやすくなるため注意が必要です。
※売買のサインとは逆に動く現象のこと。

DMI・ ADX

上昇の強さを示す「+DI」・下降の強さを示す「-DI」・トレンドの強さを示す「ADX」の3つの指標で分析するのがDMI・ ADXです。

【+DIと-DIの組み合わせ】

【+DI・-DIとADXの組み合わせ】

  • +DIが-DIを下から上に抜いた後、ADXが上昇
    →買いトレンドが発生している
  • +DIが-DIを上から下に抜いた後、ADXが上昇
    →売りトレンドが発生している

FXでのテクニカル分析の注意点2つ

①1つの指標だけでなく複数を組み合わせて分析する

テクニカル分析は、1種類だけだと大きな効果は期待できないとされています。

複数の指標を組み合わせることで分析の精度が高まり、リスクを回避できたり利益を上げたりすることに役立ちます。
Aの指標とBの指標で同じようなシグナルが見て取れるなら、信頼度の高い判断材料となるでしょう。

また、トレンド系とオシレーター系は分析する対象が少し異なるため、それぞれの強み・弱みを補うように組み合わせるのが効果的と考えられています。

②パターンが当てはまらない場合もある

テクニカル分析は、どんなパターンの相場の動きにも対応できるとは限りません

相場が大きく動く可能性に備えるためにも、値動きに影響を与える「ファンダメンタルズ分析」も最低限取り組んでおくといいといえます。

FXでテクニカル分析を行えば、今後のトレンド傾向や売買の流れを予測することができます。

  • トレンド系→値動きのトレンドや強さを分析する
  • オシレーター系→相場の中で買われすぎ・売られすぎを分析する

まずは、わかりやすい移動平均線ストキャスティクスを活用してはどうでしょうか。

RSIとRCI(売られすぎ買われすぎの判断)【ざっくり解説】

ざっくりテクニカル分析

RSI(Relative Strength Index、相対力指数)

RSIの概要

RSI とは、過去のある一定期間(一般的には 14日間 )の「 上昇した日の値幅の合計数 」を、同じ期間の「 上昇した日の値幅の合計数 」と「 下落した日の値幅の合計数 」を足した数字で割って、100を掛けたものです。

RSI= A ÷( テクニカル分析におけるダブルトップ A + B )×100

RSIが 70~80%以上 であるならば、「買われすぎ」(上昇トレンド中で買いが過熱気味)
RSIが 20~30%以下 であるならば、「売られすぎ」(下降トレンド中で売りが過熱気味)
RSIが30%~70%であるならば、「中立」
※期間中、常に下落せず上昇し続けているのであればRSIは100%となり、常に上昇せず下落し続けているのであればRSIは0%となります

  • 買われすぎや売られすぎを判断
  • テクニカル分析におけるダブルトップ
  • 逆張りトレードに適する
  • ボックス相場や緩やかなトレンドの相場

RSIの戦略

RSIの「買う」タイミング

  • RSIが 20~30%以下 のラインに触れるタイミング(逆張り)
  • RSIが 20~30%以下 から上昇しそのラインを 上抜いたタイミング (順張り)

強気のダイバージェンス(Bullish divergence)

  • チャートの安値は切り下がっているのにもかかわらず、RSIの高値が切り上がっているとき
  • RSIの方向、つまり上昇トレンドの方にチャートが動いていく(と予想される)

RSIの「売る」タイミング

  • RSIが 70~80%以上 のラインに触れるタイミング(逆張り)
  • RSIが 70~80%以上 から上昇しそのラインを 下抜いたタイミング (順張り)

弱気のダイバージェンス(Bullish divergence)

  • チャートの安値は切り上がっているのにもかかわらず、RSIの高値が切り下がっているとき
  • RSIの方向、つまり下降トレンドの方にチャートが動いていく(と予想される)

RSIの注意点

基本的に「 レンジ相場 」で有効に機能する指標なので、急激な「上昇トレンド・下降トレンド」では「100%」になったり、「0%」になったりして全く機能しません。また、「トレンド相場」では「70~80%以上」や「20~30%以下」などのサインが出ていたとしてもそれを無視して上昇し続けたり下落し続けたりして(「だまし」)、的中率が低くなることがあります。

すなわち、RSIは一定の価格の幅において(レンジ相場)、そこでの売られすぎ、買われすぎを判断しているので、 今までとは違う動き、つまり、急激に上昇したり、急激に下落した場合は、そもそも有効なシグナルは出ない ことに注意が必要です。

重要なことは、チャートが天井・底値付近にあるのか、それともそこに行くまでの途中であるのかを意識することです。 天井・底値付近であれば 、RSIが買われすぎ、売られすぎのシグナルを出せば、チャートは逆転し、RSIがよく機能します。しかし、 その途中であれば 、そのまま上昇を続けたり、下降を続けたりする可能性は十分にあり、RSIがあまり機能しないかもしれません。この点を認識しておくことが必要であると考えます。

RCI(Rank Correlation Index、順位相関係数)

RCIの概要

RCI とは、過去のある一定期間(一般的には 9日間 )における「 日付 」と「 価格 」に 順位をつけ 、「 テクニカル分析におけるダブルトップ 一定期間の終値を高い順に並べた際の順位 」と「 現在の日付から近い順に並べた際の順位 」との間にどれだけの相関関係があるのかを見ることによって、 「上がり始め」や「下がり始め」の時期を見極めよう とする指標です。

RCIが +70~80%以上 であるならば、「買われすぎ」(上昇トレンド中で買いが過熱気味)
RCIが -70~80%以下 であるならば、「売られすぎ」(下降トレンド中で売りが過熱気味)
RCIが30%~70%であるならば、「中立」

川口一晃オフィシャルサイト コレモナニカノ円

正五角形は「黄金分割比」から構成されています。黄金分割比の基本は「1:0.618」の比率で、古代より建築関係および美術関係に使われており「美しさの法則」と言われていました。つまり、バランスが取れ、人々が違和感なく美しいと受け入れることのできる形というのは黄金比で出来ている、というのです。例えば、ピラミッドの建設、パルテノン神殿の柱、ミロのヴィーナス、モナリザそして葛飾北斎の富岳三十六景にも使われています。

では、なぜ黄金比がマーケットで使われているのかというと、テクニカル分析においてはマーケットにおける価格には森羅万象あらゆる情報が織り込まれていると考えられています。したがって、価格の動き自体も、自然界の美の法則である黄金分割比に従い、美しい形になっていくと考えられているからです。

ペンタゴンチャートの見方

基本的な見方として2点を押さえていただきたいです。一つは、ペンタゴンの各辺(対角線も含む)が上値抵抗線や下値支持線になりやすいという事。もう一つは、ペンタゴンの頂点および対角線の交点の位置が変化日になることが多いという事です。

ペンタゴンが描かれていることで、これから到来する交点が変化日となり流れが変わるのか否かを意識すると共に、その近くに存在する上値抵抗線および下値支持線に対してどのように実際の価格が推移していくのかを観察することで、マーケットの動きが読みやすくなると考えています。

ペンタゴンチャートを
習得したい方へ

そんな皆様のために、この度ペンタゴンチャートを習得するためのいくつか有料サービスをはじめる事にしました。もちろん、今まで出版してきた著書などでも十分習得できる場合もありますが、より皆様にとって分かり易く有意義にペンタゴンチャートを生かしていただく為にどういったサービスが良いか試行錯誤して作りました。これから投資を始めようとされている方はもちろん、投資の経験はあるものの今一つ成果が上がらないと悩んでいる方などにも、十分納得していただける内容となっているはずです。興味のある方は下記のリンクよりサービスページをご覧ください。

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